2011年11月に引っ越しをして
慣れ親しんだ幼稚園を退園しました。
そして
4月に新しい幼稚園に入園するまで
毎週水曜日に
(児童デイなどの療育活動とはまったく別のものです)
ものすごい途中参加なのに
みなさん温かく迎え入れてくださり
同じ幼稚園に入園するお母様たちもいて
思いきって参加することを決めて良かった!と毎週思います^^
本格的な保育指導の経験がある方たちが行っているので
毎回、趣向を凝らしたプログラムで
ミニ幼稚園、プレスクールと言っても過言ではないという感じで
かなりオススメのキッズクラスです。
今日は
新聞紙と段ボールを使った遊びをしました。
朝、出かけるときに
カバンに過去の朝刊を2部入れたのですが
「こっつんの、どっち?」と言いはじめ…イヤな予感が。
キッズクラスが始まり
新聞紙を使った遊びがはじまると
案の定…
こっつんの新聞は、こっつんなりに自由に使いたいという主張がはじまりました^^;
これは、こっつんの!という独占欲、全開。
最初の新聞紙を使った遊びは
1ページを大きく開いて
その上に乗って
先生とじゃんけんして
負けたら半分に折っていく…
というゲーム。
妹のさーたん(3才3カ月)は
新聞紙が小さくなっていくのが面白くて
わざとじゃんけんに負けるほど…^^
一方、こっつん(4才8カ月)は
じゃんけんで負けることもイヤならば(勝ちへの執着)
新聞紙が小さくなっていくということもイヤで(変化を嫌う)
かなり気持ちが乱れ
挙動不審になり参加できず。。。
じゃんけんのゲームに参加できない間
こっつんは、自分の新聞を一枚一枚広げていたら
その上を男の子たちが走り回ることに
あぁぁぁ!!!となり
(自分で決めたテリトリーを侵されるのは最大のタブー)
小さい子(2才の子どもも一緒のクラスなのです)が
ニコニコでやってきて
新聞紙にちょっとヨダレ垂れちゃって
それを発見し、泣き顔で必死にぬぐったり…
…とにかく、新聞紙遊びは
こっつんに合わない(笑)!!
やっと、段ボール遊びになり
楽しんでくれ~と思っていたら
ここでもまた…
段ボールでつくった細長い橋を渡って…というゲームで
最初の先生の説明が
「段ボールの橋から足がはみ出たら…
ガオーッときて、いたいいたいになるかもしれませーん^^」
というもので
それをリアルに想像してしまったらしく
「その橋を渡りたくない。怖い」と言いだしたのです^^;
「大丈夫。あれは例えば…の話でね
絨毯の上に段ボールを敷いているだけだから
足がはみ出ても痛くならないのよ!^^」
と説得して
やっとゲームに参加できました。
そのほかの歌や踊り、ゲームは楽しくできて
帰りも、今日は達成感があったのか
切り替えもすんなりで
サクサクと帰宅できました♪
しかし…
こうして久しぶりに親子活動をしてみると
改めて
集団の中で、どれほど
こっつんの気持ちが乱れるか…というのを見てとれるのです。
こっつんのような子どもの生き方は
どんな小さなことにもルールをつくらねばならず
そのルールから外れると
もうどうしていいかわからなくなってしまい
怒ったり
泣いたり
乱暴したり
塞ぎこんだり…
「生きにくい」
その一言に尽きると思います。
そして
「そんな小さなこと、どーでもいいじゃん。大丈夫だって」という扱いをされることが
本人たちにとって
どれほどの不安感、劣等感、疎外感をうみだすことか…。
でも
それが世の中の仕組みです。
自分の思い通り生きていくということは
なかなか難しく、たいてい、思い通りにならないってことを
どれだけ素直に受け止められるようになるか。
そのために、今の療育があるのだと思います。
がんばろ。
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