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公開講座出席:発達障がい児者支援と家族支援を考える(クローバー主催)

NPO法人 北海道学習障害児・者親の会 クローバー 主催の 公開講座「発達障がい児者支援と家族支援を考える」に出席しました。 この公開講座は 「ペアレントメンター」という 一般的に発達障がい(の元になる)特性のある子どもを育てている親が その経験を社会に還元していくという活動について さまざまな立場の方たちが、いろいろな角度からレクチャーしてくれるものでした。 お話してくださった方々は… 北海道教育大学旭川校 特別支援教育分野の安達 潤先生や 札幌市保健福祉局 障がい保健福祉部長の天田 孝さんや 北海道保健福祉部 福祉局 地域福祉担当局長 内海 敏江さんや 北海道大学教授でクローバー顧問の室橋春光先生 札幌市自閉症・発達障がい支援センターおがる 所長の加藤 潔さん クローバー副理事長の長田じゅん子さん です。 ↑あぁ…漢字ばかりイヤだわ。読む気がしない(笑) よし。 誤解を恐れず、ちょー簡単に書くことにします。 メンター(menter)とは 「信頼のおける相談相手」ということです。 つまり 私のような、決して楽しくはない(個人的な感想です^^;)手さぐり子育てをしてきたお母さんが 今、まさにご自分のお子さんの発達や生活態度などについて悩まれているお母さんの 話を聞き、有益な情報を与え… 精神的な負担や不安を少しでも軽くしてあげられるような活動のことです。 この活動は 全国的に盛り上がりを見せています。 本当に必要とされている活動だ、と私は思っていますので当然の成り行きかな。 自分の子どもが発達のことなどについて 誰かに指摘されたとき… 私たち母親は 自分の子どもが発達障がいですって? まさか…? なんで、うちの子が? ってゆーか、発達障がいって何? そんなぐちゃぐちゃの不安状態になってしまいます。 そのような状態のとき 同じような経験をしたお母さんが、そっとそばにいて 「うん。うん」と親身になって話を聞いてくれる… そして、必要な情報をくれる… 今、目の前にある事実を少しだけ冷静に見られるようになる… …そういう活動をするのが ペアレントメンターです。 なんとも残念なことに 発達の問題は目に見えません。 …なので、診断にも時間がかかる場合がある

大活躍したハーネス(迷子防止紐)

今日、 ハハラボラトリー の打合せがあり その席でメンバーのお子さんへ 我が家で大活躍したハーネスを渡しました。 この僕が背負っているひつじちゃんです。 我が家で何十回も洗濯された、このひつじちゃん。 こっちゃんが1才8カ月から3才になる直前まで使用したものです。 このひつじちゃん、本当に本当に大活躍したのです。 こっちゃんの命を救ってくれた!(;_;)と思ったことも二度ほどありました。 10カ月で歩きはじめたこっちゃんは ひとりでどこへでも行きたがりました。 興味があるものを見つけては突進していきます。 うろうろするのではなく、ぴゅ~っとどこかへ行ってしまうので とにかく、追いかけるのがたいへんでした。 こんな状態で妹ちゃんが生まれるなんて…。 妹ちゃんが生まれるころ、こっちゃんは1才5カ月…。 私は、妹ちゃんが生まれたら こっちゃんと赤ん坊(妹ちゃん)を連れて どうやって外出するか、安全につなぎとめておく方法はないだろうか…と そのことばかりを心配して 何か良い方法はないかと探り続け、迷子防止用のハーネスの存在を知り そして この ゴールドバグのアニマルハーネス を見つけたのです。 もう、これしかない! そんな想いで購入しました。 このひつじちゃん、想像以上の大活躍でした。 肩とお腹の部分をホールドしているので つないでいる手を振りほどき、走り出しても、グッと引くと動きが一瞬止まります。 動きが止まった隙に 手をつなぎ直すのに、駆け寄ることができます。 妹ちゃんを抱っこひもで抱えている私が 手を振りほどいて突進するこっちゃんを制止するのは至難の業… 車道に飛び出すこっちゃんを、何度引きとめてくれたことか…(;_;) しかし、こちら 実は賛否両論でした。 特に、道行くおじいさんには不評のことが多かったです。 「こんなので、くくってー。かわいそうに」なんて言われることも…(ー_ー)!! 逆に、おばあさんには 「あ~ら~、今はこんな便利なものがあるのねー!」と言われることが多かったです。 ↑子育てに対する視点は、男と女では一生隔たりがあるんですね(笑) ま… 当時の私は どこで、だれに、どんなことを言われようと とにかく うっかり手が離れて

「偏見」に満ちた世界

…なんていうと、乱暴ですかね。 私はいつのころからか 世の中のすべてには表裏(良い部分と悪い部分)があると思って生きてきました。 なので ある事柄に対して、本人が「正しい!」と信じるのは自由であり、 それは尊重されるべきものだと思っています。 けれど その「正しい!」と思ったことを、自分以外の人に押しつけてしまうような状態になったとき それは「間違っている」と思うのです。 私は今、現役の母親による母親支援活動をしています。→ ハハラボラトリー ハハラボ では毎月、学習会を開催しています。 それは発達の気になる子どもについて、だったり カナダのファミリーサポートの理念を提供して座談をしたり、などなど…。 その学習会の中で ファミリーサポート理念の中の「偏見」について学ぶことがありました。 そのときに 他人や世の中の現象に対してだけでなく 自分で自分自身にも「偏見」を持っているのだな…ということを学びました。 例えば… 「専業主婦なんだから~くらいできてて当たり前」 「私は母親なんだから~して当然」などなど。 そうして「偏見」を意識しだすと… まぁなんと… 私の周りは偏見に満ちていることか! そして 私って偏見のかたまり!^^; と思うのです。 ここ最近の出来事をあげても… (1)座談会に出席された祖母と姑の立場の女性(79才)からの 「今のお母さんは幸せだと思う」 「そのくらいの年頃の子どもが一番かわいい。過ぎればかわいかったって思うわよ」  ※ご本人にまったく悪気はありません。素直な感想です。 (2)市民活動の相談コーナーにて 「 ハハラボ さん頑張ってますね~。今度、調理室で料理のものもやるんでしょ?」と言われ ハハラボ は料理教室みたいのはやらないですね。 自分のお家の料理だけで手一杯なので…^^;と答えたら 「まったぁ~!料理なんかしてるの?本当に?」   ※これまた悪気はなく、これだけ緻密な活動をしているんだから   ある程度のサポートがあるんだろう…と思い込んでおられるのでしょう。 (3)私が娘のことについて「気持ちの面で影響されやすいデリケートな部分があって…」 と、ある年配(60代)の女性に説明したところ 「お母さんが忙しく働いているから、寂しさからく

言葉づかいの成長

5才を過ぎてからのこっちゃんのお話しぶりったらすごいのです。 え!そんなステキな言い方できるようになったの!?と いちいち嬉しくなります。 先日、朝食にココアを出しました。 ちょっとまだ甘みが足りないかなぁ?と思いつつ そのまま出しました。 そうしたら… こっちゃん「ママ。このココア、ちょっと飲んでみてくれる?」 私「うん。(飲む)」 こっちゃん「どう?どんな味だった?」 私「ココアの味だよ。おいしいよ」 こっちゃん「こっちゃんはねー。あまりおいしくないように思うんだけど…」 私「確かに、あまり甘くないね」 こっちゃん「でしょ!もっと砂糖いれてよ~!」 …なんて! ついこの間まで「砂糖!」と名詞だけ叫んで、ブチ切れていた人とは思えません(T_T)感激。 もうひとつ。 ちょうど私たちのお風呂上がりに帰宅し、晩ごはんを温めていたパパに こっちゃんが「パパ、お茶ちょうだーい!」とリクエストしました。 「はい、どうぞ」とお茶を渡してくれたパパにひと言。 「仕事から帰ってきたばかりなのに、ごめんね~」 …だって!!! それはそれはパパも感激しておりました(^o^)丿 この話を 今日の「ことばの教室」で先生に話したら 先生も大いに笑って、一緒に嬉しい気持ちになってくださり、 そして 「お母さんがこれまで接してきたことが実を結んでいる」 というようなことを言ってくだって 素直に嬉しかったです。 じぃ~ん(T_T)としてしまいました。 私はてっきり、幼稚園の担任の先生の真似だろう…と思っていたんですけどね^^; そして 今日は、午後から「 こころとそだちのクリニックむすびめ 」で 田中ビネー式の発達検査を受けました。 結果は土曜日にお伺いしにいきます。 ちょっと結果が楽しみです。

講演会「始めよう!続けよう!楽しい自閉症支援」

昨日9月22日(土)、北海道自閉症協会札幌分会(ポプラ会)・自閉症援助技術研究会 共催の特別公開講座に出席してきました。 「始めよう!続けよう!たのしい自閉症支援」 ~自立した生活を支えるフレームワーク~ 講師は、 水野敦之(みずのあつし) さんでした。 児童発達支援センターぐるんぱの総括ディレクターなど コーディネーター系の肩書満載のお方です。 出席されていた方は、実際に仕事として支援が必要な方々と関わる職種の人が多いように感じました。 なので、 専門用語も飛び交い、早い口調でどんどん進むので 知識の浅い一般の主婦にはちょっと難しく感じました…(>_<) でも 始終、ちんぷんかんぷんだったわけではありません。 水野さんのお話を聞いて 「終わり」を指示する重要さを改めて知りました。 いつ どこで 何を どのように どうなったら終わりか 終わったら何があるか その本人にとって具体的な指示が必要。 確かに! 我が家でも、終わりが曖昧で、それに気を取られているこっちゃんが 何やらいろいろな問題を発生させますね…^^; もう一度丁寧に接していこう!と思いました。 震災時の支援の話など、少し胸が苦しくなりながらも勉強になりました。 避難訓練の考え方と方法も これは命に関わることですから、 ぐるんぱでの避難訓練の方法が全国のスタンダードになればいいと思いました。 講演会は勉強になるので大好きです。 自分が出席すれば、その内容をほかの方に伝えることもできます。 伝えたお母さんたちみんなで、話し合うことで学びが深まります。 興味関心があるものには、ぜーんぶ出席したいくらい! しかし… たいてい土日なんですよねぇ… 講師をされる先生たちにも仕事があるわけで、仕方のないことですが 子どもの発達に関するものはぜひ夫婦で出席したいのです。 でも 子どもと一緒にお留守番してもらえる人がいないとそれは叶いません。 友人、おば、義母がNGならば もう諦めるしかありません…。 だって ヘルパーさんや託児を頼んだら ひとり1時間700~800円かかります。 講演会場への往復時間を考えると、たいてい3時間以上になるわけです。 我が家の場合、二人目が半額としても 最低3

札幌ポプラ会主催の子育て講座

すっかりゴブサタしていました…(T_T) 娘たちが4月に新しい幼稚園へ入園してからというもの 先生たちやお母さまたちと親交を深めるべく バザーの係りをやったり、積極的に園の行事に参加したり… 加えて 仕事のほうも、ありがたいことにお声がけが増えて 毎日がピチピチのタイトスケジュールで たいへん充実しています(p_;)☆! そんな中、今日は 札幌市社会福祉総合センター  で開催された 北海道自閉症境界札幌分会(札幌ポプラ会) さん(注意:音楽ファイルが流れます) 主催の 「 発達が気になる子のための子育て講座 はじまりは理解から~気になる子どもの育ち 」に出席してきました。 10:00スタートの講話は 札幌市自閉症・発達障がい支援センター の所長 加藤 潔さんでした。 駐車場が工事中で大遅刻してしまい 最初から聞けなかったのですが… さすが、この分野の人気講師です。 ともすれば、暗くなりがちな話題をおもしろおかしく、笑いが耐えないステキな講演でした。 学びました、 改めて「親としてゆずらない」ことを!(笑) これまた後日、書きたいと思います。 午後は、各親の会の茶話会がありました。 私はこれも目的だったので 実際に活動されている保護者の方々にお目にかかれて光栄でした。 いらっしゃった親の会は ■  札幌ADHDの会 いーよ ■  NPO法人北海道学習障害児・者親の会クローバー ■  北海道高機能広汎性発達障害児者親の会ドンマイの会 です。 私は、クローバーさんのお席に混ざり、入会してきました。 今までは 親の会というものには、なかなか一歩を踏み出せずにしましたが 4月に、ことばを育てる親の会の役員になったことで勢いづいている…みたいな感じで(笑) これからが楽しみです♪♪♪ 今回の、この子育て講座は 同様のものが来年(2013年)2月16日(土)に開催される予定だそうです。 今度こそ、加藤所長のお話を最初から聞きに行きます!!

母子保健事業に関する市民ニーズ調査

今日、札幌市役所から大きな封筒で 「母子保健事業に関する市民ニーズ調査票」が届きました。 なんじゃそりゃ!? …なんでも 「札幌市では、現在実施している母子保健事業を評価し、 より良い事業のあり方を検討するため、関係団体や学識経験者からなる 「札幌市母子保健事業のあり方検討委員会」を設置」 したそうです。 で、アンケート調査を実施することになり 「住民基本台帳から無作為に抽出した、 3歳~9歳のお子さんの保護者の方へ送付」 されたのだそうです。 まんまと私のところに届きましたよ^^ 無作為? 本当かしら~(´・`)と思うところですが… それはさておき 私は、子育てに関するアンケートは徹底して記入します。 だって、ちゃんとした支援を受けたいですもの。 私自身が支援をしてもらいたいからです。 今回も、わりとしっかり書き込んで 今日届いたのに、明日投函するつもりです^^ おそらく一番乗り?(笑) このアンケート用紙にも記入しましたが、、、 母親となった人が 一生懸命探さなければ受けられないような支援やサービスなどは不要に等しいです。 本当に支援やサービスが必要な母親は 多くの場合、それらを探す時間もないからです。 私は いつも真剣に、私のような母親が受けられる支援はないか… と、血眼になって(笑)探していますけど 「札幌市母子保健事業のあり方検討委員会」 という 前向きに母子保健のことについて検討してくださっている方々がいるとは… このアンケートが届いて初めて知りました。 ……それじゃぁ、いけないのだと思いますよ。 もうひとつおまけに言わせていただきますが --------------------------------------------------- 第6回検討委員会を下記のとおり開催いたします。 日時:平成24年3月22日(木曜日)18時30分~20時30分 場所:WEST19ビル2階研修室(中央区大通西19丁目) 交通:公共交通機関をご利用ください。 地下鉄東西線西18丁目駅下車(1番出口向かい) JRバス北5条線[西58]で長生園前下車 会議内容:母子保健事業の課題について ※配布資料及び会議概要は、後日、当ホームペ

夜泣きとの戦い(はじまりの日)

8カ月と2週目。 忘れもしません。 このころ、こっつんは つかまり立ちが完成し、伝い歩きもぼちぼちし始め ひょっとしたら もう歩く!?やめてよ!!(+_+)な状態に… 離乳食も2回食になり たいていのものはおもしろいように食べてくれるようになりました。 身体の成長も、味覚の発達・刺激も そういうのが良い刺激となって…の結果だと思うのですが… このころから もう、思い出したくないほどの 夜泣き地獄がはじまるのです…(T_T) 8カ月と2週目の記録に 「朝4時までグズグズ…夜泣き、本格化か!?」とあるのですが そうです。 この日から 2008年の2月23日から(笑) こっつんの凄まじい夜泣き劇場がはじまるのでーす♪アハハ このころは 昼間は、私が移動するたびにギャン泣きし ※これは後追いと思っていましたが微妙です…ワケは後ほど。 夜は 寝ぐずり→夜泣き、というフルコースをいただいていました^^; 9カ月になると 夜泣きは2~3日に一度、つまり1日おきの夜勤みたいな感じで朝まで泣くのです。 夜泣きは たぶん2才になるころまで続いたのですが 回を重ねるごとにエスカレートするというか こっつんの生活の刺激も表現も増えるので それはそれは 過激なものになっていくのです。 尋常ではない夜泣きの恐ろしさと辛さは 体験したことのある人でないとわからないと思います。 これは本当に。 別にエラそうに、上から目線でいうのではなく^^; この精神的な苦痛は ほかの何にも例えることができないものです。 日中は普通に過ごすので それなりにお世話があります(休む暇などほとんどありません) そしてホッと一息つくであろう時間から 朝までのギャン泣きがはじまるのです。 「眠れない」これほど辛いことはありません。 拷問…と言っても過言ではないと思います。 3カ月コリック同様、どんな手を使っても… 例えば… 明るい部屋へ連れて行き起こしてしまう、とか 水を飲ませてみる、とか 冷たいスプーンで背中をさする、とか 漢方とか サプリとか とにかく、何を試してもハッキリとした効果など出ませんでした。 そうやって いろいろな対処を試しつつ 月日は流れ こっつんの成長とともに 夜泣きは

久々の大パニック

本日のテレビタイム…久しぶりのペネロペ   はじめのうちは姉妹仲良く見ていたのに 少しすると テレビを見る位置について揉めはじめ…叫び合いの姉妹ケンカに。 優しい母親として仲裁に入ること3回目、、、 「ケンカになるなら見なくていいわー(`□´)!」 と叫んで、テレビの電源を切ったら こっつん…… ものすごーーーーーーーーーーーーい大パニックになりました(T_T) 大声で泣き叫び 足をバタバタさせたり 走り回ったり あと数カ月で5歳になるとは思えない、 あの恐ろしすぎたイヤイヤ期を彷彿とさせる ものすごい大パニック。 でも 今日は 読まなければならない資料満載な上、 それを踏まえた仕事関係のメールも数件しなければならず 私もぜんぜん余裕がなかったのです(T_T)。。 ときどき目をやりながら 無視するような… 、そっと見守る感じで 資料を読んでいたら やっぱり だんだんひどくなり… ちょっとヤバめに…えぇと、錯乱状態に入りかけたので 15分ほどたったとき なんとか、こっつんをなだめて 3人で話し合いをして、和解して 改めて、テレビタイムとなりました。 どうして、こんな大パニックになってしまたのか だいたいわかっています。 こっつんは テレビをみながらする、クセのような行動があるのですが テレビを消された&その行動を妨げられた …というダブルの 「私の世界を妨害」攻撃に対処しきれず半狂乱になってしまったのです。 しかし… はぁぁぁ。 イヤイヤ期の当時も思っていたけど 長い!! 15分間も全力で号泣するって なかなかできることじゃないんです。 これは、持って生まれたスペックのひとつ。 ほっときゃ、いつまで泣き続けられるんだろう? たぶん、当時で40分くらいはいけたはず…^^; あぁ、早くこのブログを書き進めたいです!(笑) そして やっぱり、子どもがいる昼間のうちは 夢中になりたいものをつくってはいかん!と思いました。私の場合。 子どもと一緒なのだから 集中できるわけないのに 私の欲求が強くなってしまうと 「静かにしてよー!」とイライラしたりしちゃって。。。 ダメだなぁ。凹みます。 子どもと一緒なら、 「子どもが世界の中心」

朝日新聞朝刊から:足りなかった想像力

今朝(2012年3月1日)の朝日新聞朝刊の25面 「患者を生きる 子どもの病気 読者編(3)」に掲載されていたものです。 ■足りなかった想像力  息子(26)は小学4年生でぜんそくの診断を受けました。小5までは、電車ですぐ横になり、宿題もさっさとやれないような子で、私たちは「なぜ、ダラダラするの」と叱りました。  でもそれは、ぜんそくの「しんどさ」の表れだったのです。息子が理由を言わないので、気づいてあげられませんでした。  3年後。生まれつき乱視の娘(27)が中学3年生のとき、コンタクトレンズを入れました。眼鏡なしの自分の顔を初めて鏡で見て、感動し「私ってこんな顔やったんや」と言いました。  これを聞き、 子どもにとって生まれつきの自分の特徴は「当たり前」過ぎて、外に伝えられないものだと悟りました。 子どもの病気への対処には、親の想像力が大事だと反省しました。  (京都市 浅田美也子 56歳) そうなんですよね…。 その子にとっては 生まれてからずっとそうなのだから それがその子にとっての「普通」なんですよね。 広汎性発達障害の子どもも、お母さんも同じ。 考え方や行動の特徴は、その子にとっては「普通」だし お母さんにとっても「当たり前」 ただ、その「普通」だったことが 成長とともにどんどん「生きにくさ」に繋がるのだとしたら…。 目に見えることではないから これは本当に やっかいで、重要なことだと思います。

こどものへやCOSMOS

2011年11月に引っ越しをして 慣れ親しんだ幼稚園を退園しました。 そして 4月に新しい幼稚園に入園するまで 毎週水曜日に NPO法人 こども のへやCOSMOS さんが主催するキッズクラスに通っています^^ (児童デイなどの療育活動とはまったく別のものです) ものすごい途中参加なのに みなさん温かく迎え入れてくださり 同じ幼稚園に入園するお母様たちもいて 思いきって参加することを決めて良かった!と毎週思います^^ 本格的な保育指導の経験がある方たちが行っているので 毎回、趣向を凝らしたプログラムで ミニ幼稚園、プレスクールと言っても過言ではないという感じで かなりオススメのキッズクラスです。 今日は 新聞紙と段ボールを使った遊びをしました。 朝、出かけるときに カバンに過去の朝刊を2部入れたのですが 「こっつんの、どっち?」と言いはじめ…イヤな予感が。 キッズクラスが始まり 新聞紙を使った遊びがはじまると 案の定… こっつんの新聞は、こっつんなりに自由に使いたいという主張がはじまりました^^; これは、こっつんの!という独占欲、全開。 最初の新聞紙を使った遊びは 1ページを大きく開いて その上に乗って 先生とじゃんけんして 負けたら半分に折っていく… というゲーム。 妹のさーたん(3才3カ月)は 新聞紙が小さくなっていくのが面白くて わざとじゃんけんに負けるほど…^^ 一方、こっつん(4才8カ月)は じゃんけんで負けることもイヤならば(勝ちへの執着) 新聞紙が小さくなっていくということもイヤで(変化を嫌う) かなり気持ちが乱れ 挙動不審になり参加できず。。。 じゃんけんのゲームに参加できない間 こっつんは、自分の新聞を一枚一枚広げていたら その上を男の子たちが走り回ることに あぁぁぁ!!!となり (自分で決めたテリトリーを侵されるのは最大のタブー) 小さい子(2才の子どもも一緒のクラスなのです)が ニコニコでやってきて 新聞紙にちょっとヨダレ垂れちゃって それを発見し、泣き顔で必死にぬぐったり… …とにかく、新聞紙遊びは こっつ

講演会出席:「発達障がいのある子の親支援」

2月25日(土)13:10~15:10  社会福祉総合センター (中央区大通西19) NPO法人 北海道学習障害児・者 親の会 クローバー  主催の 「発達障がい児を育てる保護者を支援するための講演会」に夫婦で出席しました。 子どもたちは中学時代からの親友のところへ預けて^^ この講演会は 誰がどのような内容で講演されるのかわからずに申し込んだのですが 出席できて、本当に良かったと思いました。 講演されたのは NPO法人 えじそんくらぶ 代表の 臨床心理士 高山恵子さんです。 この講演会のなかで はじめて ペアレントメンターという なんらかの発達障がいをもつ子どもと保護者の通訳的な存在をするという活動を知り それは 今、まさに私が求めてやまないものだったりして 心の中で「BINGOー!」と叫びました。 これからの日々、ペアレントメンターについて執拗に調べることになりそうです(笑) そして 高山さん自身もADHD(注意欠陥多動性障害)ということで ADHDの生の声が聞けた…というか 「私だってもう少し頑張ればできる!」そう思いたい、信じたいというADHDの方の 健気で、ひたむきで、まっすぐな思いが胸を打ちました。 さらに 私は、こっつんに なんとかして成功体験を多くさせよう!と意気込んでいましたが 今回の講演では目からウロコがぼろぼろと… 「失敗する」ということを当たり前と認識させ 「失敗したらそこからどうするか」を繰り返し経験するのは 成功体験と同じくらい大事… 失敗後の回復力をつける「レジリエンシー」という考え方! いや、本当にそうですよね。 成功ばかりの人生って、発達障がいでなくても 定型発達でも多くの人がありえないのだから。。。 これ、肝に銘じて、今後も母親業に勤しみたいと思いました。 そしてそして 帰り際、主人と一番話題になったのは 定型発達の人たちが使う「ちがう」の意味合いの多さ! 私たち親が 「それ、ちがうわー!」とかける言葉が こっつんや、ほかの多くのPDD(広汎性発達障がい)の子どもたちにとって どれほどの戸惑いを生むか! 「ちがう」っていう

平和な?乳幼児期後半

5ヶ月もすぎると あんなに辛かった3ヶ月コリックも うそのようになくなり こっつんは 本当に手のかからない子どもになったのです! ちょうど5ヶ月になるころには 手を引っ張って起こすと 足をピンと張って立ち上がり そのときに 私が驚きの表情を見せると ゲラゲラと笑い なんだか モーレツに可愛くてたまらない時期に突入しました♡ すぐに 寝返りが成功して 喃語も激しく 歯も生え お座りの完成は6ヶ月。 …と同時にハイハイがはじまり 8ヶ月になるころには ひとり遊びが始まります。 ちょうど8ヶ月のころのメモには 「朝起きたら こっつんがひとりで 黙々とコンセントを抜き差ししていた。 あぶない。対策考える。」 …とあります。 ストローマグでお茶を飲めたりなど 飲食の技術は上がっていましたが 汚れるのがイヤみたいで 食べさせてもらいたがりでした。 怒った顔でスプーンやフォークを押し付けてきていました。 相変わらず 人見知りと場所見知りは激しかったのですが 慣れている場所では 自分で楽しみをみつけて、どんどん遊べる子でした。 また ドロドロのおかゆ ほうれん草の味がNGだったのか その離乳食メニューのときには 激しく泣いて まったく受け付けませんでした。 今、振り返ると 人・場所・味にはとっても敏感でした。 そして 喃語も誰にいうでもなく ひたすら空にむかって発していました。 こっつんは 後追いもほとんどなく 指差しをして騒ぐこともありませんでした。 当時の私は、なんて楽ちんでいい子なんだ!!と 心から思っていましたが PDD(広汎性発達障害)についての理解が深まるにつれ 後追いも指差しもしない理由がわかってきました。 なぜ、こんなふうに冷静に正確に振り返れるのかというと 当時の詳細なメモのこともありますが 何より こっつんが1歳5カ月のときに 妹のさーたんが生まれ 発達していく過程や様子が明らかに違う!というのを 残酷なほどに比較できたからです。。。

けっこう辛い…(´・_・`)

今、こうやって 過去の手帳を見ながら こっつんの育児のことを書いていると 突然、 当時の辛さを思い出して ワァワァ泣いてしまうことがあります(´・_・`) けっこう辛い…(´・_・`) でも こうして書き表すことで ひとりでも多くのお母さんに 「私だけじゃないんだ!」と前向きになってほしいのです。 余計なお世話…かなぁ…(´・_・`) でも 私はわかってあげられると思う。 なんとなく楽しくない育児… 思い通りにいかない育児… 生まれて間もない、かわいくて仕方ないはずの自分の赤ちゃんにイラつく気持ち… 今、イラついた⁉私が⁉…と凹む気持ち… 児童会館とかなんとなく行きたくない気持ち… 児童会館に行ってママ友と話したいけど、こんなに泣くんだから可哀想かな…と諦める気持ち… 両親や姑から何か言われたときのいたたまれない気持ち… 夫の帰りが遅く、話もできず、なんだかひとりぼっちで育てているような気持ち… それから… まだまだたくさんの なんだかなぁ…(´・_・`)という気持ちをわかってあげられると思う。 だって 私が通過してきた気持ちだから。 けっこう辛い…(´・_・`)けど でも書くのは PDD(広汎性発達障害)の子どもの母親とは こういう気持ちになるのか…と多くの人に知ってほしいし、 子どもの療育環境だけでなく 母親をサポートする環境が整えば…と思うからです。 母親をサポートする環境…といっても キレイなママでいるためのアロマテラピー講座♡ とかは まるで求めていません(笑) そういう自分に対する気持ちの余裕みたいのが ぜんっぜんないんですよね^^;

3ヶ月コリック⑵

しつこく書きますよ。 3ヶ月コリックにまつわるエピソード! 当時のメモを見て ムカつくし悲しいし傷ついたベスト10!! ■義理の母と姉が… どこからかもらってきた小冊子をプレゼントしてくれた。 その冊子の中に よく泣く赤ちゃんのことが書かれているコーナーがあって そのページに付箋がついてた(´・_・`) ■夕方、電話をくれた叔母が… 電話口から聞こえる あまりのギャン泣きぶりに 「ちょっと何これ… こんなに泣くの? 大丈夫なの?」 …と心配してくれた(´・_・`) ■夕方、電話をくれた夫が… 3ヶ月コリックの話をしたのにも関わらず 電話口から聞こえる あまりのギャン泣きぶりに 病気じゃないの? 具合悪いんじゃないの? と異様に心配し 結婚後、初めて定時退社し 遅くまで診療している小児科に連れて行かれ 結局、なんともなくて なんだか整腸剤をもらって帰宅した…(´・_・`) ■歯医者さんで… 泣きまくるこっつんがいたけど 私の歯が猛烈に痛み 近所の歯医者さんへ通院した。 受付の人は子持ちだし 赤ちゃんも一緒でいいですよ(^^) …と言ってくれていたが 2回目の診療が終わったあと 泣き続けちゃって可哀想なので 次回は預けて来てもらえますか? と、同伴を拒否された…(´・_・`) ■抱っこが下手なのか… 左手首が痛み 病院へ行ったら 重度の腱鞘炎で リンデロン注射に通うが 一向に改善せず 左手首が痛んで入浴中に こっつんを落としかねないことが続き 結局、 腱鞘を切断する手術をした…(´・_・`) 腱鞘ってなくていいの? ■夕方の買い物で… ちょうどレジをしているあたりから ギャンギャン泣きはじめ 周囲から異常に注目される…(´・_・`) どうしても泣き止まないんですよ… 夕方に買い物なんてしちゃってスミマセン(T_T) ベスト10‼ …と言ってみたものの 10ないのね(笑) 書いてみれば ナーバスになっていただけのような気がする(´・_・`) でも 毎日、ギャンギャン泣く赤ちゃんを育てている母親としては それだけで精一杯で へたに心配されたり、同情されたり、アドバイスもらったりしたら… そのすべてが あぁ… 私の赤ちゃん

3ヶ月コリック

3ヶ月〜5ヶ月のころの、こっつんは 決まって夕方になると3時間以上 猛烈に泣き続けました。 朝起きたらニコニコ☻で とーってもカワイイのに 昼過ぎから 何かが取り憑いたかのように 豹変するのです。 何をやってもダメ。 当時、見たり聞いたりした 数々のあやし方法を実践してもダメでした。 童謡もクラッシック音楽も… 抱っこして、首元をリズム良くトントンしてみても… 水道のじゃぐちをひねって ジャーーーっと水の音を聞かせても… テレビの砂嵐を見せても聞かせても… 換気扇の下で マックスのゴオオオオッという音を聞かせても… 吊るした洗濯モノに ほら~♡と首をつっこませても… ただ猛烈に顔を真っ赤にして それはそれはヒステリックに泣くのです。 疲れて10〜15分休んでは またギャン泣き…。 母親としては なんとか泣き止ませてあげたいけれど どんな方法を試してもダメだ…orz …と思ったら オムツ状況と空腹状況を確認して 「オムツよし、おっぱいよし、ミルクよし、抱っこ拒否(^^;;…そうか!今は泣きたいんだ!」 と思い直し、 ただボーゼンと、ギャン泣きする様子を見守るだけしかできませんでした。 見守る…にも限界があるので… ときどきは 別の部屋で泣き止むのを待っていたりしました。 だって もう、母親として為す術がないのに 泣き狂う赤ん坊を 毎日、いつまでも見続けるのは ブッダも孟子も杜甫も無理だと思います(笑) オムツ、おっぱい、ミルク、抱っこ。 この基本セットのすべてがダメなら 泣きたいモードね☻! …と気持ちを切り替えないと 「母親」とは程遠い精神状態になってしまいます。 4ヶ月を過ぎるころ 三種混合をしに行った小児科の先生に 夕方に猛烈に泣くことを話したら 先生が 「あぁ、お母さん、それは たそがれ泣きとか3ヶ月コリックというやつよ。 5ヶ月を過ぎたら 信じられないほどピタッとなくなるから大丈夫(^^)」 と言ってくださり、 え! もう、あと1ヶ月辛抱すればいいのか! *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* …と すごく明るい気持ちになったことを覚えています。

4ヶ月健診のころ

36週と1日で少し小さく(2350g)生まれた、こっつん。 4ヶ月の健診では 体重5640g、身長58.7cmになっていました。 小さく生まれた心配から 標準くらいまで大きくなるように…と必死で すごくよく泣く赤ちゃん…ということは二の次だったみたいです。 でも このころの手帳を見ると 午前と午後に 2〜3時間連続のギャン泣きタイムが…。 特に 夕方がひどく 「15時から泣きっぱなし」というコメントや 15〜20時に渡って 「ぐずぐず→おっぱい」というコメントが連なっています。 そして このころから場所見知りが見られ 飲食店や集団の場でギャン泣きするようになりました。 4ヶ月健診の数日後に開かれた 区が主催する 最後の母親教室では 妊婦のときから一緒だったお母さんたちと 子どもを産んでからのことを たくさん話したかったのに こっつんがあまりにも泣いて ひとり、廊下に出てなだめたりして ほとんど話せず 辛さを初めて認識したと思います。 当時は 「…ほかの子より泣くなぁ…( ´Д`)y━・~~ 」 …と、うんざりしていたけど 今はよくわかります。 こっつんは いつもと違うことが 怖くて怖くて仕方なくて 母親の私に抱かれ、なだめられるだけでは その恐怖に打ち勝つことができなかったのです。 こっつんのことを思えば、 とてもかわいそう。 自分のことを思えば、 とても悲しい。

デリケートなかわいこちゃん♡

私がはじめて、こっつん(娘1)を 「この子はとってもデリケートな子なのかもしれない…」 …と認識したのは 生後3ヶ月のときです。 区からの図らいで我が家を訪問した 保健師さんを認識するなり ギャン泣き! 私のほうに顔を向けて… ひたすらギャン泣き! 保健師さんは言いました。 「あら⁉もう人見知りしてる‼ ちゃんとお母さんと他人の区別がついてる! おりこうねぇー☻」 私は ちょっとだけ誇らしかったです。 人見知りって 自分以外の他人を区別する能力! すごいじゃない‼ 天才‼ …と意識的に興奮してみました。 だって… たぶん本心は… 生後3ヶ月で人見知りかよ…(´・_・`) めんどくさ! ニコニコの赤ん坊がいいなー。 …なんて(ーー;) 思ったからです。 実際、そのころの手帳には 「こっつん、昼からずーっとギャンなき!」 …と殴り書きしています(´・_・`)

はじめに。

このブログは 今、ガチンコで PDD(広汎性発達障害)と診断された娘との生活を 私という母親の視点で、正直に 書き記すものです。 あくまでも[個人]の感想です。 記事の中には 非常識と感じられる表現や出来事があるだろう…と感じます。 しかし どうか大目に見てください。 決して根本に悪はありません。 また、このブログを読んだ当事者(なんらかの発達に関する問題の指摘を受けた本人)の方は 私の表現の自由さにより フラッシュバックや 日常生活に支障をきたす精神的ショックを受けてしまうかもしれません。 そのときは すぐさま、信頼のおける方に相談してください。 私は、あなたを傷つけるために書いているのではありません。 そして このブログでは 誹謗・中傷はもちろんのこと 過度なアドバイスや勧誘を受け付けていません。 私はそれらに立ち向かうほど強くなく 日々の生活で精一杯です。 さらに ブログ内でさまざまな団体、書籍などを紹介しますが それらへのアクションは自己責任でお願いいたします。 加えて… 私が誰だかわかってしまった方! ぜひ、ご連絡いただきたいです☻♡ しかし ブログ上で 所在地や、そのほかのプライベートな情報を明らかにすることだけは ご遠慮いただきたいと思います。 また、著作権は放棄していません。 転用されるほどのモノは書けていないと思いますが 転用される場合はご一報ください。

はじめまして。

はじめまして。 札幌市でふたりの女の子の母親をやっています、ヒロコです^^ このブログは ちょっと特別だったと思う私の子育てを振り返るものです。 振り返る…といっても 子どもたちは4歳と3歳… まだまだ超絶育児中! でも 「今」に至るまでのことを記すことで 現在、不安の中におられる方たちが 少しでも明るい明日を迎えられることを願って 少しずつ書き進めていこうと思っています。